ファクタリングは本来回収できる売掛金を期日より前に現金化できるサービスです。
お金を借りることとは違って信用問題に傷はつくことなく、本来入金がある予定のお金を先にもらうだけですので、民法でも認められている行為です。
しかしながらファクタリングにもデメリットが存在します。
どのような内容なのでしょうか。
手数料が発生する
ファクタリングは資金調達をしたい利用者側にはとても便利な仕組みです。
しかしながら、現金化するにあたって通すファクタリング業者には、手数料を払う仕組みになっています。
当然売掛先の支払期日まで、利用者が待つことができれば満額で売掛金は支払われます。
先にお金がもらえる分手数料がかかることになりますので、待つことができたほうが多く入金があることになります。
ですから決して利用者が得をするわけではありません。
お金に困ってファクタリングをする人がほとんどですので、その手数料についてはよく考えたほうが良いです。
3社間ファクタリングにすると売掛先にお金に困っていることが伝わる
ファクタリングには2社間と3社間のファクタリングがありますが、3社間は利用者と、売掛先と、ファクタリング業者でやり取りをしてファクタリングをおこないます。
一方で2社間でファクタリングをすると、利用者とファクタリング業者のみでファクタリングが成立します。
3社間でファクタリングをすると売掛金の回収の信用度が増すため、手数料が少なくなる仕組みです。
しかしながら、2社間でファクタリングをすれば、売掛先にバレることなくやりとりは終了します。
お金に困ってファクタリングという手段を使うため、3社間でファクタリングをすれば手数料を抑えられますが、お金に困っていることが売掛先には伝わります。
ファクタリング業者自体が悪徳業者の場合がある
ファクタリング業者はファクタリングを装って本当は貸金業や闇金を営業していることがあったり、手数料を金利としてとらえ違法なやり取りをする業者があります。
手数料も違法な金額をとったり、利用者の弱みに付け込んだりします。
しかしながら、ファクタリング自体は違法な行為ではないため、きちんとした業者を選べば安全に資金を調達することが可能です。
ついつい焦る気持ちが先走って業者選びを失敗すると、あとから後悔することになります。
ファクタリングのデメリットとは
ファクタリングのデメリットとは業者を通すことで手数料がかかるため、満額売掛金が回収できるわけではありません。
手数料が抑えてある3社間ファクタリングをすれば、売掛先にお金に困っていることがバレてしまいます。
また、ファクタリング業者にも悪徳業者がいるため、業者選びは慎重にするべきです。